Chomailは, Choice mailの略です.
到着したメールを選択して適切なメールアドレスに配送することを自動化したMDA(Mail Delivery Agent)の一部として働くスクリプトです.
このスクリプトはqmail専用スクリプトです. qmailに完全に依存していますので, sendmailや postfix等で実行することは想定していません.
簡単に言うと, 下記のようなことが出来ます.Chomailは複雑な処理を一切していないため, 誰でも読める短いソースコード, ruby(Chomail 0.1x) or perl(Chomail 0.0x)起動時のオーバーヘッド以外は軽快な動作をします.
- MDAレベルでの簡単なバーチャルドメインサーバの運用
全ユーザがバーチャルドメインの対象になるわけではなく, あくまでChomailに設定したユーザー(メールアドレス)のみが対象になりますので, 既存のメールサーバのシステムに何ら影響を与えることなく, バーチャルドメインを運用開始することが出来ます.- 1ユーザーのメールアドレスのドメイン部が違うメールを別メールとして配送
例:) fooというユーザーがいる場合で, メールサーバが2つのドメイン(elt.ne.jpとcry.jp)を受け取るものとします.
その時に, foo@elt.ne.jpとfoo@cry.jpのメールをそれぞれ別のメールアドレスに配送すると言うことは, .qmailだけでは出来ませんが, Chomailを使うと簡単に出来ます.
動作の順序上記を見ても分かるとおり, Chomailは,
- foo@domain宛にメールが届きます.
- qmail-localが.qmail-fooを読み込み, qmail-commandを起動します.
- qmail-commandがChomailを起動します.
- Chomailが配送制御データベースからfoo@domainに一致するデータを検索し, ヒットした宛先に配送指示を行います.
- Chomailは実際にメールを配送するため, qmail-injectを起動します.
- Chomailは終了します.
- qmailが実際にメールを配送します.
1.転送先の検索
2.その転送先へメールを転送するためのqmail-injectの起動
のみ行っています.
あとはqmailに任せた動作となっています.
(2003/08/01) Chomail 0.12(正式版)を公開しました.
(2003/07/30) Introductionを付け加えました.
(2003/07/29) Chomail 0.11(開発版)を公開しました.
(2003/07/28) Chomail 0.10(開発版)を公開しました. Chomail 0.01との違いはREADMEとリリースノートをご覧下さい.
(2003/08/01) 安定版 0.12 ダウンロードはVectorからどうぞ
VectorのChomail0.12の解説には間違いがあります. Vectorには必要なソフトがPerl 5.6, cdb 0.75, qmail 1.03とありますが, 実際にはruby 1.6, ruby-cdb 0.4, qmail 1.03です.
ちゃんと指定したのに…とほほ.
必要なソフト ruby-cdb or ruby-cdb(srpm版なので、rebuildが必要)
(2002/10/11) 前の安定版 0.01 chomail-0.01.tar.gz
Chomail 0.10と0.11には致命的なバグがあります.
よほどのことが無い限り, 0.12を使用することをおすすめします.
(2003/07/29) chomail-0.11.tar.gz(開発版)
(2003/07/28) chomail-0.10.tar.gz(開発版)
(2002/09/25) chomail-0.00.tar.gz(開発版) ※バグがあります.
正式版 README (for chomail-0.12), 正式版 リリースノート (for chomail-0.12)
開発版 README (for chomail-0.11), 開発版 リリースノート (for chomail-0.10)
安定版 README (for chomail-0.01)
Chomailの動作(作成中)